見よ、わたしが『暴虐』と叫んでも答えられず、 助けを呼び求めても、さばきはない。
あなたはなお、わたしに責任を負わそうとするのか。 あなたはわたしを非とし、 自分を是としようとするのか。
ヨブは言った、『わたしは正しい、 神はわたしの公義を奪われた。
わたしがあなたにむかって呼ばわっても、 あなたは答えられない。 わたしが立っていても、あなたは顧みられない。
見よ、わたしはあなたがたの思いを知り、 わたしを害しようとするたくらみを知る。
それは、わたしが語り、呼ばわるごとに、 「暴虐、滅亡」と叫ぶからです。 主の言葉が一日中、 わが身のはずかしめと、あざけりになるからです。
わが神よ、わたしが昼よばわっても、 あなたは答えられず、 夜よばわっても平安を得ません。
どうか彼が人のために神と弁論し、 人とその友との間をさばいてくれるように。
あなたはしえたげをなし、み手のわざを捨て、 悪人の計画を照すことを良しとされるのか。
神はわたしのように人ではないゆえ、 わたしは彼に答えることができない。 われわれは共にさばきに臨むことができない。
世は悪人の手に渡されてある。 彼はその裁判人の顔をおおわれる。 もし彼でなければ、これはだれのしわざか。
さりながら荒塚の中にある者は、 手を伸べないであろうか、 災の中にある者は助けを呼び求めないであろうか。
わたしは日の光によらずに黒くなって歩き、 公会の中に立って助けを呼び求める。
しかしイスラエルのさんびの上に座しておられる あなたは聖なるおかたです。